店舗へと誘導するデザインのチラシ

チラシに惹かれて、その店に行ってみようと思う例は多くあるけれど、それは果たして何がその店へと導いているのだろうか?
そこに掲載されている商品だろうか?それとも、そのチラシ自体が持つデザインや雰囲気だろうか?たとえば家電量販店のチラシを例にとってみよう。

正直、どれも同じに見える。そこに使われている専属の芸能人の写真や、マスコットキャラクター、企業のロゴやトレードマークを外してしまえば、もうどこのチラシだがわからなくなってしまう。
それくらいに共通した内容なのが家電量販店のチラシのだと思う。

各社のテレビが集合したコーナー、エアコンが集合したコーナー、パソコンや周辺機器が集まったコーナーなど、チラシってよくみると家電量販店そのものですね。
これはもちろん、家電量販店の戦略であり、チラシと店内を連動させる形にしているのですが、これは家電店独自のデザインだともいえます。

ショッピングセンターやスーパーでも同じようなレイアウトを組むところは多いですね。チラシは折込で配られますが、店内にも置かれています。
お客さんはそれを見ながら店内を回遊する場合もありますから、そうした配慮もされていると考えていいでしょう。つまり、家電量販店のチラシを見ることは、見る側をそのまま店内へと誘導しているわけなので、チラシを家族全員が見終わった頃には、「今日は電気屋さんに行こうか」というノリにしてしまっているということなのです。